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GTranslateで固有名詞を翻訳させない方法

インバウンド需要も高まり、GTranslateを利用して自社サイトを多言語対応している方も多いと思います。今回はそのGTranslateについてご説明いたします。

そもそもGTranslateとは、Webサイトのコンテンツを自動的に多言語に翻訳するサービスです。特にWordPressなどのコンテンツ管理システム(CMS)において、プラグインとして利用されることが多いです。以下にその主な特徴を説明します。

https://ja.gtranslate.io/ GTranslate公式サイト

多言語対応

このプラグインは、100以上の言語に対応しており、世界中のさまざまな言語話者にアクセスすることが可能です。

使いやすさ

GTranslateは、インストールして数クリックするだけで、簡単に多言語サイトを設定できます。WordPressのようなプラットフォームでは、プラグインとして追加するだけで利用開始できます。

SEO対策対応

翻訳されたページは、各言語での検索エンジン最適化(SEO)に対応しています。これにより、異なる言語での検索結果においても、サイトのページが上位に表示される可能性が高まります。
カスタマイズ可能:

GTranslateは、サイトのデザインやニーズに合わせて、翻訳の挙動や見た目をカスタマイズすることが可能です。

無料と有料プラン

基本的な自動翻訳機能は無料で提供されていますが、より高度な機能やカスタマイズオプションは有料プランで提供されています。

このようにGTranslateは、ウェブサイトを多言語化するための効果的かつ便利なツールです。これにより、ウェブサイトのオーナーは、さまざまな言語を話す訪問者に対応し、そのリーチを国際的に拡大することができます。

Gtranslateを利用するうえでの注意点

Gtranslateで多言語に対応できるようにしたのはいいが、店舗や商品名などの名称が訳されてしまうというご相談をよくいただきます。たとえば店名が「はな」であるから当然そこは固有名詞であるからflowerではなく、hana にしたいはずです。

このような場合、訳されないようにしたいするか?

WordPressでGTranslateを使用している際に特定のテキスト(例えば商品名や店名など)が翻訳されないようにするには、いくつかの方法があります。これらの方法は、テキストを翻訳から除外するためのものです。

「不翻訳クラス」の使用

GTranslateには、翻訳から特定のテキストを除外するために、特定のHTMLクラス(notranslate)を利用する機能があります。
例えば、すみれ のように、翻訳されたくないテキストをこのクラスで囲みます。

GTranslateの設定で除外

GTranslateの設定画面で、翻訳から除外したい単語やフレーズを指定することができます。
この機能は、プラグインの設定や管理画面で見つけることができるはずです。

個別のページでの翻訳設定

特定のページや投稿でのみ翻訳を無効にすることも可能です。
これは、そのページや投稿の編集画面で設定できる場合があります。
これらの方法を適用することで、店名「はな」が「hana」ではなく「flower」に翻訳されないように設定できるはずです。ただし、多数あるGTranslateのプラグインや設定、バージョンによっては、これらの手順が異なる場合がありますので、詳細はGTranslateのドキュメントやサポートに確認することをお勧めします。

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