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ホームページの修復にはサーバー情報が必要です

WordPressの修理・修復作業の大半はWEBサーバー側から作業を致します。修復作業をするにあたってはWordPressのログインIDとパスワードをお聞きいたしますが、修復を依頼されるぐらいですからそもそもWordPressの管理画面に入れないことが殆どです。

結果的にWEBサーバーからPHPファイルをダウンロードして、中身を精査していくことになります。ここまで出来れば概ね起こっているトラブルは解決出来ますが問題はFTPの情報がないという方です。WEBサイトが問題なく稼働しているときであればWEBサーバーの情報など必要はなく、WordPressの管理画面の中に入れれば記事の更新は可能ですが、いざ修復しようとなると、WEBサーバーの情報が必要になります。これがさくらインターネットですと、初期ドメインとFTPアカウントが共通であり、サーバー契約時に届く、「ご契約者の情報」というメールがあれば事足りるのですが、人気のエックスサーバーの場合、サーバー情報とFTP情報は別のため、サーバー情報に加え、FTP情報が必要になります。

エックスサーバーのFTP情報確認について
https://support.xserver.ne.jp/faq/

私たちはWEBサイトの修復を生業としておりますが、ハッカー集団ではないのでハッキング対策をすることは出来てもFTP情報をどこからか盗み出すなんてことは出来ません。また、仮にそういう方法があったとしてもそれは不正アクセス禁止法に抵触するためやはり出来かねます。

一刻も早く、見れなくなってしまったホームページやブログを復旧させたい気持ちは重々承知ですが、段階を追っていきませんと、結果的に修復するのがそれだけ遅れてしまいます。なかにはサイトのURLしか分からないという方もおられますが、その場合はサイトを作ってくれた方と連絡を取り、サーバー情報を教えて貰う必要があります。サイトの管理者と連絡が取れず、過去のメールを見返してもサーバー情報がないといった場合は正直WEBサイトの復旧は難しくなります。

一応、https://www.aguse.jp/のサイトからドメインを入力するとサーバー情報は確認可能ですが、たとえ運用しているサーバー会社が判明したとしても、WEBサーバーを契約した人でなければサーバー会社はサーバー情報を教えてくれません。しかしながら、中には制作者の方がサイト運営者の名義で登録してくれている場合もありますからそこは確認してみる価値はあります。もしサーバーの契約者と運営者が一致した場合はサーバー会社に連絡をしてサーバー情報、FTP情報が貰えるかどうか確認してください。正直、ここでサーバーのレンタル名義人も別で、サーバー会社もサーバー情報を教えてくれないといった場合はほぼ手詰まりであり、それ以上の進展は見込めません。

いずれにしましても、ホームページやブログを外部の人や制作会社に依頼する場合は必ずサーバー情報を知っておく必要があります。制作会社でサーバー情報を教えてくれないといった場合はご自身でWEBサーバーをレンタルしてサイトを引っ越すことをお勧めいたします。なお、WordPress救急隊ではサーバー移設も承っております。まったく同じサイトを復元できますのでご安心ください。すでにインストールされているプラグインもすべて複製が可能ですのでサーバー管理に不安の方はお早めにご自身のサーバーを持つことをお勧めいたします。

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