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「All in One SEO」は不要

SEO対策用のプラグインとしてAll in One SEOを使用されている方は多いと思いますがWordPress救急隊の見解としては不要です。

確かに10年ぐらい前までであればAll in One SEOをサイトに導入して、設定をするだけで検索順位が上がった事実はあります。しかしながら、グーグルの指針がHTMLタグなどの技術的なことより、コンテンツに重きをなすようになり、All in One SEOを遣わずともコンテンツをしっかり作り込めばAll in One SEOは費用がないと結論付けました。

WordPress救急隊ではWEB制作関連以外のサービスも複数行っております。詳細は伏せますが、WEB制作とはまったく関連のない住宅関係のサービスです。

そちらのホームページに当初はAll in One SEOを実装しておりましたが、サイトが重く使い勝手がとにかく悪く、特にダッシュボード(管理画面)内の重さは異常です。グーグルではサイト表示速度もSEO対策の一つとして挙げております。実際サイト表示の遅さがどれだけ検索順位に影響を及ぼすのかは未知数ですが、単純にサイトの表示速度が遅いとそれだけでイライラします。弊社グループではさくらインターネットの高速サーバーを利用しているのにも関わらずこの表示速度の遅さは致命的です。

早速サイト内のAll in One SEOを停止し削除致しました。同時にタグ付けなど不備がないよう書き直しました。一部、header.php内のコードも書き替えました。

All in One SEOを削除するだけでこんなにも違うものかと驚きました。明らかにサイトの表示速度が速くなりました。

問題は検索順位ですが、All in One SEOの削除から1年以上経ちますがまったく変わっておりません。

タグ付けなどどうしてもプラグインに頼らざるを得ない方は別にして、現在のテーマの殆どがAll in One SEOと同等の機能が既に備わっております。また、くり返しになりますが、グーグルはコンテンツの中身をより重視しています、乱暴な言い方ですが、hタグやタイトルタグなど、多少めちゃくちゃでもきちんとした内容が記載されていればそちらを重視します。これは当然だといえるでしょう。片やHTML構文はきちんと整えられているが、内容はスカスカのサイト、片やHTML構文はめちゃくちゃでも内容が分かりやすく情報の質として一級品のもの、読者がどちらの情報を有益とするかは言わずもがな後者です。

つまり、All in One SEOを利用せずとも中身のあるサイトを制作している自信があるのであればAll in One SEOは必要ありません。むしろ、サイトを重くして低速化を招くため害悪であるとすらいえるでしょう。弊社が運営しているサイトから全てAll in One SEOを削除いたしました。現在何も問題がありません。

一応、テクニック的なことを申せばテーマによってはheader.phpを書き換える必要があるかもしれませんが、それだって我々がWEB制作関連のお仕事をしているからこそ書き換えただけで実はしなくても問題がない、気休め以下かもしれません。

サイト表示が遅くて辟易している方は一度All in One SEOを外して様子を見てはいかがでしょうか?あくまでも私がざっと見たなかでですが、少なくとも以下のテーマであればAll in One SEOはいらないと思います。

TCD関連のテーマ
AFFINGER5
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